柴田商会とは?

お客さんを守ることの究極

 柴田自動車として40年、車に関する仕事を行ってきました。息子である私が、この業界にきて20年。我々は「守ること」を「仕事」にしてきました。地元のお客さんを守ること、スカイラインのお客さんを守ること、ラジコンのお客さんを守ること。世の中に車のことで困っている人がいれば助けなさい。それが当社が、我々がこの世に存在している意味だ、そう教わって生きていきました。

 その想いに、近年のうちの技術や取り巻く環境が融合し、「守ること」がついに究極の形へとなる日がきました。

 古い車に乗っている人が、一番困ることは「部品が廃盤」になって手に入らなくなることです。車は1万点以上の部品で構成されております。メーカーは、10年という期間、部品を提供すればいいというルールの中で部品を作っておりますので基本的には、採算の合わない部品や、型が壊れた部品については、どんどん廃盤になっていきます。

 メーカーが作らないなら、私が作ればいいという考え方。

 金型が必要になる、プラスチック成型部品、モールやファスナーのゴム部品、エンジンのヒーターホース等のゴム部品など、普通の人がちょっと作れないものを作ることにしました。チューニングパーツのように、ワンオフものや、アルミの削り出し部品など、製造・在庫リスクの少ないものと違い純正部品の復刻は、金型はお金がかかるし、成型部品は大量のロッドが必要になりますので、採算がとれない可能性が凄く高いです。しかし、誰かが作らないと世の中に困る人が沢山出てきてしまいます。まずは歴代スカイラインに限定して、廃盤になっているけど、この部品があったらいいのにな!という純正部品を作ってみようと思っています。

 じーちゃんの「お客さんを守ること」が、当社ユーザー以外の、地球規模での多くのユーザーを守ることが出来たなら、じーちゃんもきっと喜ぶと思います。一人でも多くの人を助け、今乗っている愛車が1日でも長く乗れますように、お手伝いさせて頂ければなと思います。

 柴田商会は、自動車部品を製造する「商社」として活動をいたします。準備ができ次第、商品をアップしていきたいと思います。業販も承っておりますし、問屋経由での販売も行っておりますので、お問い合わせくださいませ。

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