ドリフト競技に参戦する意味

 2004年、オーストラリアのシドニーのドリフトの大会に出ることになり、オレンジ号を制作して参加。その後、ドリフトへの熱がさっぱり覚め(笑)約10年ドリフトの世界から遠ざかっておりました。2012年より、ラジコンのドリフトのマシンを開発するようになり、同時にラジコンドリフトのイベントを世界中で行っているうちに、実車とラジコンのドリフトの関係が非常におもしろく、ラジコンドリフトメーカーで、車屋ならば、実車のドリフトはやるべきだという気持ちが芽生えました、そう思ったその日に、レーシングチームを作り、世界の舞台で走ることを決意しました。

当社がドリフトをする意味

1.ドリフト競技というのは、マシンにとって過酷な環境下でのレースになります。特に世界のトップカテゴリで走るためには、圧倒的なマシンとドライバーが必要になります。このレースに参戦することにより当社メカニックの。マシンのメイキングの技術、知識、レース現場での敏速な対応能力など、技術的な部分でのスキルアップにつながると考えております。また、このレースシーンで培うノウハウは、お客様のマシン作りにおおいに役に立つと考えております。会社としての「R31スカイライン」に対応できる能力の底上げを期待しております。

2.ラジコンドリフトとの相乗効果があると考えております。ラジコンドリフトを制作する上で実車のマシンを制作することによりフォードバックされる部分も少なからずあります。また、ドリフトマシンメーカーとして世界のトップカテゴリで走るそのパフォーマンスは、CMとしても有効であると考えます。当然、実車で走るマシンと同じカラーリングのラジコンマシンも制作する予定となっております。

この2点から、当社が、ドリフトに参戦することは非常に有意義であり、子供から大人まで、多くの人に”R31スカイライン”と”ラジコンドリフト”を知ってもらう素晴らしいチャンスだと考えております。

2015年度 ドライバー&マシン紹介

手塚強(KIDS HEART 代表)
出身:愛知県
戦歴:D1グランプリ 優勝
   (2008 鈴鹿,2009お台場、2009岡山)
R31SKYLINE MOTUL(R31HOUSE×D-MAX)
 RB25改26 TD07 MOTEC 700ps
 6速ミッション(開発中)
 ロールゲージ&補強ワンオフ
 車高調&フルピロ(開発中)
 CUSCO フロアーバーフルセット
 R31HOUSEフルエアロ
 WORK 18インチ
 タイヤメーカー:未定
 柿本コラボマフラー
担当メカニック:春日井、渡辺

 2004年、オーストラリアのシドニーのドリフトの大会に出たとき、偶然にもその会場にいた、手塚さん。本業はキッズハートというチューニングショップを愛知県で経営されております。ちなみに実家はうちから10分圏内と近いです。今回、ドリフトに参戦するにあたり、手塚さんでしょ!と私の独断で決定となりました。海外では、手塚選手=スカイラインというイメージが強く、R31スカイラインに乗るには最適であると判断しました。また、ラジドリも趣味でやっていて、ラジドリの大会やイベント等も一緒に活動できるのが魅力です!ということで、みなさん応援をよろしくお願いいたします。

2015.2.15 R31MOTUL号 テストの模様(YZサーキット逆走)

 使用するマシンは、R31スカイラインでカラーリングは、みなさんご存じのMOTULカラーとなります。このカラーリング、ロゴ等使用に関するすべての関係各機関に承諾を得ております。このカラーリングに恥じないよう、精一杯チャレンジしたいと思います!!(凄い話です。)

 現在、フォーミュラーD専用の新車を制作しております。

パートナーシップ D-MAXの紹介

2014 FORMULA DRIFT JAPAN(岡山) D-MAX横井昌志×斎藤大吾

 今回実車ドリフトをやると決めたのは、D-MAXの存在が大きいです。D-MAX濱川社長にさそわれ、フォーミュラーDの大会にいき、横井選手の走りをみたら、その圧倒的な走りに感動してしまいました(笑)ぜひとも一緒に活動しましょう!となり、実車とラジコンとコラボしていくことになりました。ラジドリでは、GRKシリーズに、D-MAXのボディを積んだラジコンマシンを制作することになりました。(ボディ単品も出します。)そして、実車ではD-MAXと共同で、さまざまなレーシングパーツの開発等を行い、実践投入していくことになりました。老舗ドリフトメーカーとのコラボ開発激熱でございます。その性能がレースシーンにおいて認められたのち、一般ユーザーへの販売も行っていきたいと思っています。また、S15MOTUL仕様も制作し、海外遠征等で、こちらのマシンには横井選手が乗ることになっております。(これも凄い話です。)2015年、R31HOUSEとD-MAXのコラボ、目が離せません!

横井昌志(D-MAX所属)
出身:愛知県
戦歴:FOMULA DRIFT JAPAN 優勝
  (2014岡山、2014シリーズチャンピオン)
S15 SILVIA MOTUL(R31HOUSE×D-MAX)
 RB25改26 GTX3576R MOTEC 600ps
 G-FORCEシーケンシャル4速ミッション
 ロールゲージ&補強ワンオフ
 車高調&足まわり(D-MAX)
 D-MAXフルエアロ
 RAYS 18インチ
 タイヤメーカー:未定
担当メカニック:春日井、渡辺

一緒に活動するメーカーの紹介

 基本的に、金銭が発生するスポンサーは受付けておりません。あくまでも、レース活動は自己資金の範囲で行えばよいという私の考えによるものです。我々にとってのレース活動は、それ自体がビジネスではなく、あくまでも実車ユーザー、ラジコンユーザーへの顧客サービスの一環であると考えているからです。またレースで使用されるパーツに関しては、すべてメーカーとコラボ開発によるものを使用します。たとえば、すばらしいパーツをお持ちのメーカー様がいらっしゃいましたら、ぜひとも一緒にレース活動をしてみませんか?それがレースシーンで認められれば、当社実車ユーザー3000人への販促につながります。そういうお互いが高めあえるパートナーは大歓迎です。(パーツを無料であげるからあげるから使って~ステッカー貼って~みたいなのはご遠慮させて頂きます。)

 日産自動車とは、ホビー事業にてライセンス契約を締結し、またNISMOのレース活動やイベントへのスポンサー活動も行っておりますので、紹介させて頂いております。

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